移動平均線とmacdを使った手法

移動平均線とmacdを使った手法

移動平均線を他のテクニカルと組み合わせる、移動平均線の兄弟のような存在のMACDです。
MACDは、まさに移動平均線の弱点を克服するために作られたようなテクニカル。
もとは移動平均線からできているテクニカルなので、組み合わせて使うときの相性もいいです。

移動平均線の兄弟!macd!

トレンド発生を見極めるサインが早い!

移動平均線ではトレンド発生のサインが遅くなってしまうという弱点がありました。
その弱点をカバーしてくれるのがMACDです。

まずは、簡単なMACDの説明から。

移動平均線で指数平滑移動平均線(EMA)ってありますよね!
あれも移動平均線でサインをできるだけ早く確認するために、直近の値動きに対する感度を強く改良されたものです。

MACDはこの指数平滑移動平均線を2つ使ってできているテクニカルで(12本線と26本線を使うのが一般的)、それよりもさら早くサインが出るように作られているテクニカルなんです。

MACDにはオシレーター系的特徴も!

今まではトレンドフォロー系の特徴を説明してきました。macdにはオシレーター系の性質もあるんです。ダイバージェンス(逆行現象)というのがMACDでも確認できることがあります。
このようなトレンドの転換の兆候を捉えられるというのは、移動平均線にはない性質なので組み合わせて使う際には有効ですね。

MACDの弱点もおさえておこう

簡単にMACDについて紹介してきましたが、最後に弱点についても整理しておきましょう。

MCADの弱点は、サインが早めに出る一方で、サインが出てもトレンドにつながらないという、いわゆるダマシが出やすいところです。

また、レンジでのもみ合い相場の場合には、MACDとMACDシグナルが絡み合ってクロスを繰り返すので、サインが役に立ちません。
これは移動平均線と同じですね。

あとは、MACDは移動平均線でいうところの傾きという要素がないため、全体のトレンドを見極めにくいという一面もあります。

もちろん、MACDの値がプラスであれば短期的な上昇トレンドで、マイナスであれば短期的な下降トレンドだ、というくらいの判別はできます。
しかし、もう少し広い目で見て、それが全体トレンドに乗った動きなのか、全体のトレンドの中の押し目の動きなのか。
そこまではMACDだけでは、ちょっと判別しづらいというわけです。

長期の移動平均線で全体を把握、MACDでエントリーが基本戦略

移動平均線とMACDの役割分担をしっかりと!

ここからは移動平均線とMACDの組み合わせた戦略を見ていきましょう。

MACDはトレンド発生のサインを捉える早さが特徴でしたが、その早さのせいでダマシも多いという特徴がありました。
この弱点を、移動平均線は全体のトレンドを見極めることによってカバーしていく、というのが両者のメリットを生かしやすい戦略です。

このときの移動平均線の役割は全体のトレンドを見極めることなので、パラメータが比較的長期のものを使います。
日足であれば、長期線として市場で意識されやすい200日線を使うといいでしょう。
複数使う場合は、もう1本は75日線あたりがちょうどいいですね。

(MACDのパラメータについては、大抵のツールではデフォルトになっていると思いますが、最も一般的な(12,26,9)でOKです。)

全体のトレンドの見極め方については長期の移動平均線の傾きやローソク足との位置関係、複数の移動平均線の傾きと位置関係、移動平均線のクロスなど、移動平均線の性質をフル活用してください。

相場の全体を把握して取引をコントロールする移動平均線。
エントリーMACD。
そんなイメージの組み合わせです!

 

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