バイナリーオプションで重要な経済指標まとめ
バイナリーオプションを取引する時、経済指標をチェックしないほど愚かなことはない!
バイナリーオプションをしていて、エントリー中に予想もしない方向に急に価格が変動して
負けてしまったなんてご経験はありませんか?
テクニカル的にも自信を持ってエントリーしたはずなのに突然暴落、暴騰していった。。。
このような時は大体何かの材料が出た時です。
最近で言うとトランプ大統領が政策に関してツイートしたとかですね!
ただこのようなことは全てを把握して想定することはほとんど不可能です。
個人で何が起きるのかをあらかじめ予想できる材料が経済指標なのです。
今回はバイナリーオプションでもっとも重要な経済指標についてまとめてお伝えしていきます。
Contents
経済指標発表後にエントリーチャンスがある!?
経済指標は発表される時間が予めわかっていますので、個人のトレーダーでも
危険回避するための一つの有効材料になります。
経済指標後の動きの傾向がわかれば急変後の逆張りなどで利益をとって行くことも可能です。
実際の経済指標の数値は予想することはできませんが動いた後なら狙い所があるみたいですね。
バイナリーオプションと関係性の高い経済指標
どんな経済指標でも予想外の数値が発表されても相場は大きく動きます。
テクニカル分析も全く通用しないことも多々あります。
そのためにも経済指標カレンダーをチェックするのことが必須です。
経済指標発表前のエントリーは基本的に注意が必要です。
よく僕が経済指標をチェックする時に見ているサイトはこちらです。
どれか一つでもブックマークして経済指標の発表スケジュールを毎日チェックする癖を
つけとくといいと思います。
それでは重要な経済指標6つをお伝えしていきます。
(米)雇用統計
発表日時:毎月第一金曜日
夏時間:日本時間午後9時半
冬時間:日本時間午後10時半
雇用情勢を示す統計で、アメリカ以外での国々でも重要な指標ですが、
特にアメリカの雇用統計は多くのトレーダーが注目する最重要経済指標の一つです。
原則、毎月第一金曜日にアメリカ労働省から先月の数値が発表されます。
特に注目されるのが、非農業部門雇用者数と失業率で、この数値でFRBの金融政策が
大きく変わってきますので、バイナリーオプションにも大きく影響してきます。
政策金利(FRB,ECB,日銀,BOE等)
発表日時:米国の場合、年8回、約6週間ごとに開催。1日か2日開催されて最終日に
結果を発表する。
夏時間:日本時間午前3時15分
冬時間:日本時間午前4時15分
政策金利とは、中央銀行が各金融機関に融資する際に適用される金利のことです。
各国の中央銀行の金融政策決定会合で決められます。米国の場合はFOMC(連邦公開市場委員会)
といって特に注目されています。
為替は、金利を上げる=通過高が基本です。
指標数値そのものよりもその後の会見でのパウエルFRB議長やドラギECB総裁、
黒田日銀総裁などの発言で動く傾向が強いです。
消費者物価指数(CPI,HICP)
発表日時:毎月15日前後
夏時間:日本時間午後9時半
冬時間:日本時間午後10時半
世界各国で発表されて、各国のインフレ動向を示す物価関連の重要な経済指標です。
日本や米国ではCPI、欧州では加盟各国のCPIをまとめたものとしてHICPと呼ばれます。
通常の指数と共にコアCPI (HICP)が発表されます。
コア指数は変動の大きい生鮮食品を除いた指数で、こっちの方が重視されます。
各国が設定する上限ラインを越えるとインフレを警戒して利上げが行われることも多く、
政策金利に大きな影響を与える指数です。
ISM製造業景況指数
発表日時:毎月1日第一営業日
夏時間:日本時間午後11時
冬時間:日本時間午前0時
米供給管理協会が製造業約350社の仕入れ担当役員にアンケート調査を実施して発表される
景気転換の先行指標と言えます。
月初の第一営業日に発表されることから注目度が非常に高い指標です。この指数が50%を
越えれば景気拡大、下回ると景気後退を示すと言われています。
ISM非製造業景況指数
発表日時:毎月1日第三営業日
夏時間:日本時間午後11時
冬時間:日本時間午前0
米供給管理協会が非製造業約370社の購買担当役員に1ヶ月前と比べて、
事業活動、新規受注、雇用、入荷遅延の4項目についてアンケート調査を元にした、
同じく景気転換の先行指標と言われています。
アメリカ経済は構造的にサービス産業の比重が増しているので、
重要性の高い指標とされています。
製造業景況指数同様、50%が景気拡大、縮小の境目です。
豪州の経済指標
米国の指標を主にお伝えしてきましたが、経済指標が発表される時間は、
欧州、英国は日本時間の夕方16時から19時、アメリカは22時から翌4時が多いです。
日中にバイナリーオプションを取引されている主婦の方などには
活用しづらい場合もあると思います。
豪州の経済発表の場合、そんなに重要視されていなくても大きく動く時がありますので、
豪州の経済指標で為替が動きやすいのは欧州、米国が参加していない時間帯であることと
新たな材料の少ない時間帯であることなどが考えられます。
具体的には他国同様、雇用統計、政策金利、CPIなどがありますが、
住宅建設許可件数や貿易統計、小売売上高などで大きく動きます。
まとめ
これまでバイナリーオプションで重要な経済指標をお伝えしてきましたが、
エントリーする際は大きく動いた後の逆張りが一番合理的と言えると思います。
個人的には1分足2本目までは様子をみて3本目で入るのがいいかなと思いますが、
注意してもらいたいことがあります。
エントリーする前に大きく反転してきてしまったり、値動きが早すぎてハイローオーストラリアを
僕は使っていますが約定拒否された時などはエントリーを見送った方がいいです。
経済指標発表時間は事前に経済指標カレンダーでチェックしておくのと、
エントリーする際は上記2点を注意して取り組んでくださいね。
一番はリスク面を考えると経済指標発表時は取引をしないことですが
くれぐれも取引する際は為替の動きを確認しながら慎重に取り組んでくださいね!
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