【2019年版】トレンド相場を理解して目線をつけよう!
こんばんは!平塚です!
チャート分析する上でトレンド相場とレンジ相場という2つの相場があります。
すでに出来上がっているチャートであれば視覚的に判断できるのですが、リアルタイムで動いている相場は、
今がトレンド相場なのか?レンジ相場なのか?なかなかわかりづらい時もあると思います。
ですので今回はトレンド相場の特徴を理解してどのようなところをみて判断するのかをお伝えしていきたいと思います。
トレンド相場の種類は?
トレンド相場には上を目指している上昇トレンド、
その反対の下を目指している下降トレンドとこの2つのパターンがあります。
上昇トレンド
上記画像は上を目指しているのでこれをトレーダーによっても上目線とも言います。
次に下降トレンドをみてみましょう。
上記画像も下に下がって言っていますのでこれも下目線とも言います。
トレンド相場には上昇トレンドか下降トレンド=上目線か下目線しかありません。
こんなの同じ方向にエントリーしていけば勝てると思いがちですが次のようなチャートはどうでしょう?
最初は上に向かっているけど途中下に向かって行ったりしていますよね?
実際の相場ってこのようなチャートばかりなんですよ。悩む形が非常に多いのです。
ダウ理論とは?
トレンドなのかを判断する重要な理論があります。多くのトレーダーはこの理論を用いて
上昇トレンドなのか?下降トレンドなのか?上目線か下目線なのか?
を判断しています。
それがダウ理論です。
このダウ理論を用いて現在の相場の方向性を確認していくことを目線をつけるとも言います。
その目線のつけ方も紹介していきます。
引用:ウィキペディア
“ダウ理論は、以下の6つの基本法則から構成されている。
- 平均はすべての事象を織り込む
- 政府が発表する経済統計や企業の業績・更には自然災害の様な予測不可能な事象に至るまで、需給に関するあらゆる事象は全て市場価格に織り込まれる。市場価格はあらゆるファンダメンタル(材料)の反映であるという考えであり、その意味で効率的市場仮説の主張に基づいた考えとも言える。
- トレンドには3種類ある
- ダウ理論では、価格変動の分析において市場動向(トレンド)を重視する。そのトレンドを以下の3つに分類している。
- 主要トレンド:1年~数年のサイクル。
- 二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクル。
- 小トレンド :3週間未満のサイクル。
- これらのトレンドは互いに独立しているのではなく、二次トレンドは主要トレンドの調整局面であり、小トレンドは二次トレンドの調整局面として捉えられる。
- 主要トレンドは3段階からなる
- また、主要トレンドは買い手の動向によって3つの段階からなるとしている。
- 先行期 :市場価格が下落し全ての悪材料は織り込み済みと判断した少数の投資家が、いわゆる”底値買い”をする時期。価格は、下落しているか底値圏で上下している。
- 追随期 :市場価格の上昇を見て追随者が買いを入れる時期。価格は、上昇局面にある。
- 利食い期:価格が充分に上昇したところを見て、先行期に買いを入れた投資家が売りに出て利益を確定する時期。価格は既にその前から上昇局面にあるものの、その上昇する値幅は小さくなっている。
- 平均は相互に確認されなければならない
- 複数の平均的指標が存在する場合、その両者に同じシグナルが見られないなら明らかにトレンドとして捉えることは出来ないと考える。もっともシグナルが同時期に出現する必要はないものの、直近においてシグナルが発生していればトレンドとして捉えるべきであり、且つ可能な限り同時期に近ければ確定的としている。
- ダウが活躍した時代のアメリカでは、工業生産が盛んになると共に製品を輸送するための鉄道が整備された時期であった。工業生産の好調・不振は即座に鉄道業の経営に影響したことから、ダウが創刊した『ウォールストリート・ジャーナル』ではダウ・ジョーンズ工業平均株価と運輸株平均をチャート形式で掲載している。
- トレンドは出来高でも確認されなければならない
- 市場の終値の変動をダウは重視するが、同様にトレンド発生の確認手段として出来高の推移も重視する。
- 例えば上昇局面においては値上がり時に出来高が増加し値下がり時には出来高が減少、下降局面においては逆になる。主要トレンドに従って取引する投資家が多数派であり、二次トレンドや小トレンドで利益を得ようとする投資家は少数派であると考え、それが出来高の多少に反映するとする。
- トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
- 現在の市場で発現しているトレンドは、明確にトレンドの転換シグナルが現れるまで継続し続けるとする。トレンドに従った売買によって多くの投資家は利益を得るのであり、トレンドに逆らった売買で利益を得るのは難しい。”
全てダウ理論を全て覚える必要はありません。
いまいちピンと来ないと思うのでまずは僕が要約してお伝えしていきます。
トレンドの定義とは?
連続している高値、安値がその前の高値、安値より上である限り上昇トレンドとみまします。
逆に高値の下に高値があって安値の下にも次の安値がある限り下降トレンドとみなします。
これがトレンドの定義です。
これはバイナリーオプションを取り組んでいく上でもかなり重要な判断材料になりますので
覚えておいてくださいね!
トレンド目線とは?
目線とはそのトレンドが上昇トレンドなのか?下降トレンドなのか?ということを判断することです。
トレンド相場で利益を出すためには、トレンドはまだ継続するのか?もしくは転換するのか?
ということを判断しなければいけません。
継続するならこうエントリーしていこう!
転換しそうなら待つなど
戦略を立てることが大事です。
どうやって目線をつけるのか?
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続するとダウ理論にも記載されています。
これを基準に考えると「明確なトレンドの転換シグナル」って何?
トレンドにおいて重要なのは高値と安値であります。その中でも直近の高値と安値です。
目線の付け方は最高値をつけた一つ前の安値をレートがし下に抜けるか?
最安値をつけた一つ前の高値をレートが上に抜けるか?
ここを判断基準にします。
上昇トレンド継続か決め手となる最後の安値を意識されている安値のライン、
下降トレンド継続か決め手となる最後の高値のライン、
要は意識される安値のラインよりレートが上にある場合は上目線、
意識される安値のラインよりレートが下に抜けて行った場合は一回上目線は終了ということになります。そうなると下目線を疑います。
ただ気をつけてもらいたいのが意識されている安値のラインを下に抜けていけば下目線に切り替わったと考えてもいいのですが、
ダウ理論は安値の下に安値が下降トレンドということなので、一度下に抜けていっただけだと騙しの場合もありますし、安値が切り下がっただけで高値がどうなるかがわかりません。
上記画像の右の赤い四角い部分をみてください。
このような状態になって初めて下目線ということになります。
細かいことですがよりチャートを使って意識して覚えていかないといけませんのでしっかり抑えておいてくださいね。
まとめ
今回はトレンド相場について、ダウ理論を使ってトレンドの定義、目線の付け方をお伝えしていきました。
トレンド相場のもっとも基礎的なことですし、かつ重要ですので理解しておいてくださいね。
これを知ってトレンド相場を戦うのと、知らないのとでは雲泥の差があります。
しっかり身につけて取引していってくださいね!
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